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機関誌「柔道」

1998年12月号

主要内容
1 講道館秋季紅白試合

講道館恒例の秋季紅白試合は、10月18日(日)午前9時から講道館大道場において開催された。当日は台風10号の影響を受け、午前中は風雨が強かったが、午後には天候が回復し晴れ上がった。紅白試合は明治15年嘉納師範によって講道館柔道が創始されてから、まもない頃に始まったもので非常に長い歴史と伝統を有している。一本勝を基に勝ち抜き戦で、優秀な成績を上げた選手には抜群即日昇段の規定が設けられている。今回は男女607名の申し込みがあり、熱戦が展開された。抜群即日昇段者は次の通りである。
初段から弐段へ
  岡本 栄治(日本体育大学)
  山田 章夫(正則学園高校)
女子初段から女子弐段へ
  高野  舞(埼玉栄高校)
  松崎みずほ(帝京大学)
女子弐段から女子参段へ
  茂木 仙子(住友海上火災)
2 国民体育大会柔道競技

第53回国民体育大会、「かながわ・ゆめ国体」秋季大会開会式が10月24日(土)横浜国際総合競技場において天皇・皇后両陛下をお迎えして開催された。柔道は、横須賀市の「横須賀アリ?ナ」で、25日(日)・26日(月)・27日(火)の三日間にわたって開催された。第二日目には紀宮清子内親王がお成りになり、成年男子の試合をご覧になられた。試合結果は次の通りである。
少年男子の部
 優勝  東京都
 二位  福岡県
 三位  神奈川県
少年女子の部
 優勝  茨城県
 二位  兵庫県
 三位  千葉県
成年女子の部
 優勝  茨城県
 二位  埼玉県
 三位  熊本県
成年男子の部
 優勝  神奈川県
 二位  東京都
 三位  長崎県
3 世界ジュニア柔道選手権大会

世界ジュニア柔道選手権大会が、10月8日から11日までの4日間、コロンビアのカリ市で行われた。 (1)男子 日本代表選手は、9月13日に講道館で行われた全日本ジュニア選手権大会の優勝者7名を今回の代表選手に選考した。なお、参加国は44カ国167名であった。本大会は隔年で行われており、2年前のポルトガル、4年前のエジプト両大会とも日本は金メダルなしに終わっている。今回、国別にみると、ロシアが金3個、銀2個と男子においては圧倒的な強さを見せつけた。また韓国が銅2個、ドイツが銀2個、フランスはメダルなしであった。代表選手及びその成績は次の通りである。
 100kg超級 棟田 康幸(世田谷学園高)   二位
 100kg級  鈴木 桂治(国士舘高)     優勝
  90kg級  矢嵜 雄大(流通経済大附属柏高)優勝
  81kg級  小野 卓志(桐蔭学園高)    三位
  73kg級  山本  武(東海大学)     二回戦敗退
  66kg級  野中 一平(明治大学)     二回戦敗退
  60kg級  早見 孝道(東海大学)     三回戦敗退
日本代表選手には9月12日に初めて開催された全日本ジュニア女子柔道選手権大会の各階級優勝者を選考し、本大会に臨んだ。参加国は37カ国、141名であり開催地の危険度を考慮して参加を見合わせた国が若干見られたものの強豪国のほとんどが参加した盛大な大会となった。日本選手とその成績は次の通りである。
 48kg級  倉持亜佐美(旭川大学高校) 二位
 52kg級  春本美知子(帝京高校) 
 57kg級  根崎 裕子(市立柏高校)  優勝
 63kg級  前田 桂子(筑波大学)   優勝
 70kg級  古賀 幸恵(埼玉大学)   優勝
 78kg級  松崎みずほ(帝京大学)   二位
 78kg超級 横溝 早苗(柳川高校)   三位

4 全日本学生柔道優勝大会

第47回標記大会は、10月3日(土)、4日(日)に日本武道館において開催された。参加校は、各地区の激戦を勝ち抜いた60校(北海道4、東北4、北信越2、関東6、東京18、東海4、関西12、中四国4、九州6)であり、大会初日から熱戦が繰り広げられた。
○順 位
 優 勝 明治大学
 準優勝 国士舘大学
 第三位 中央大学
 第三位 天理大学
 優秀校 東海大学
 優秀校 日本大学
 優秀校 日本体育大学
 優秀校 福岡大学
○優秀選手
 猿渡 琢海(明治大学)
 吉永 喜史(明治大学)
 斎藤 制剛(国士舘大学)
 塘内 将彦(国士舘大学)
 高橋 宏明(中央大学)
 谷本 竜孝(天理大学)
 井上 康生(東海大学)
 粟   健(日本体育大学)
 金森  照(日本大学)
 桑原 和寿(福岡大学)
5 インディア・カップ国際柔道選手権大会(18歳以下男子)

1998年9月21日、22日の両日、インド共和国パンジャブ州チャンディガ?ル市において、10カ国が参加して開催された。選手団は愛知県の役員・選手で構成され派遣された。選手及びその成績は次の通りである。
 無差別   沢田  彰(星城高校) 優勝
 81kg級 鈴木 勝也(大成高校) 優勝
 73kg級 堀田  篤(甲南大学) 優勝
6 講道館寒稽古実施要項

平成11年1月5日(火)から1月14日(木)まで、恒例の講道館寒稽古が実施される。稽古時間は毎日午前5時30分から午前7時30分までである。参加資格、申し込み方法等細部については雑誌「柔道」12月号に掲載しております。
7 嘉納治五郎杯国際柔道大会迫る

五大陸から世界の強豪が一堂に会し、熱い火花を散らす嘉納治五郎杯国際柔道大会、来る平成11年1月9日(土)・10日(日)の2日間、東京都千代田区北の丸公園の日本武道館において開催される。この大会は講道館柔道の創始者嘉納治五郎師範をしのび、世界柔道の正常な発展を期して、二年に一度日本で開催される国際大会である。
○日程
 1月9日、 60kg級・66kg級・73kg級・81kg級
 1月10日、90kg級・100kg級・100kg超級
○TV放送、NHK
8 その他

全柔連事務局のペ?ジ
北から南から(各地だより)、(青森県・東京都・富山県・兵庫県・佐賀県)
平成10年度大分県柔道教室開催される、栗林正幸氏執筆
海外柔道指導
オリンピック・ソリダリティ・コ?チングコ?ス?パキスタンでの指導(菅波盛雄氏執筆)
イラン訪問柔道使節団報告記、村田直樹氏執筆
講道館による柔術流派の統合と「自由乱捕」、永木耕介氏執筆
少年柔道の指導について、田中智之氏執筆
黒帯白帯(投稿欄)、礼法の応用としての柔道における「間合い」、永田英二氏執筆
「青少年柔道普及振興基金」設立、募金事務局だより
柔道界展望台(各都道府県等で実施された大会結果)
講道館昇段者

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