講道館国際柔道セミナー2017及び平成29年度青年海外協力隊技術補完研修が修了しました
2017年3月24日
講道館国際柔道セミナー2017及び平成29年度1,2次隊青年海外協力隊柔道技術補完研修が3月24日(金)無事修了しました。
参加者はブラジル、モンゴル、キルギス、ジンバブエの各柔道連盟から派遣されたコーチ計7名と、これから青年海外協力隊員として海外で柔道を指導する予定の研修生6名、特別受講生2名の計15名です。
セミナー・研修の様子
今回の受講生、カリキュラムは以下の通りです。
受講生
【国際セミナー参加者7名】
Mr. Erkin IBRAGIMOV (キルギス)
Mr. Marat TABALDIEV (キルギス)
Mr. Genden BAT-ERDENE (モンゴル)
Mr. Smart DEKE (ジンバブエ)
Mr. Phillip JEANS (ジンバブエ)
Ms. Marcia MARTINS (ブラジル)
Mr. Diego OLIVEIRA (ブラジル)
【青年海外協力隊 29年度1・2次隊 研修生6名】
大道祐二郎 (桐蔭横浜大卒→ガーナ派遣予定)
小泉陽菜 (横浜国立大卒→ボリビア派遣予定)
石崎匡晃 (北海道大学大学院卒→ベリーズ派遣予定)
佐々木浩太郎 (東海大卒→コロンビア派遣予定)
花田健悟 (皇學館大卒→ガボン派遣予定)
大村慎太朗 (天理大卒→ジンバブエ派遣予定)
(青年海外協力隊のHPはこちら
募集要項、応募から合格までの流れ等、詳細が確認出来ます。)
https://www.jica.go.jp/volunteer/index.html
【特別受講生】
齋藤大成 (東洋大卒→講道館によるミャンマー中期派遣予定)
瀧本庸平 (大阪体育大卒→講道館によるシンガポール短期派遣予定)
カリキュラム
○ 講義
柔道史概論、世界柔道の現状と課題、指導計画の立案、トレーニング理論、審判規定、協力隊事情(協力隊OBによる体験談、アドバイス等) 等
○ 実技
基本動作、投技、固技の基本から応用、連絡技等、形(投の形、固の形、講道館護身術)、指導法(少年指導、初心者指導、安全指導等)、審判法、トレーニング法 等
○ 視察等
東京都柔道選手権大会、全国高校柔道選手権大会、講道館月次試合、都内視察(永昌寺他) 等
研修生の感想
「柔道を生んだ講道館で学ぶことは長年の夢であった。国は違えども、チームワーク良く互いに助け合いながら受講できた。」
「当たり前のことに一つ一つ意味があることが分かった。」
「企画頂いた講道館の上村館長はじめ、先生方に大変感謝している。今後母国に帰った後、生徒たちに伝えていくのが大事な仕事。」
「我々が柔道大使として、今後正しく柔道を伝えていくことが使命。」
「自身にとって大きなきっかけとなった。違う国の練習方法など参考になった。」
「選手を続けるか、海外で指導者になるか迷ったが、この先、海外に出る決断をして良かったと思えるよう努力していきたい。」
「生徒が頼ってきたとき、応えるために、役立つ知識と技術を学ぶことが出来た。」
「任期を終えて帰国する際、生徒たちに『帰らないで』と言ってもらえるようにがんばりたい」
以上