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「日アセアン JITA-KYOEI PROJECT」国際セミナーが終了しました

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今年度はコロナ禍の影響で、講道館に各国コーチを招へいし行ってきました本国際セミナーを対面からオンラインに形態を変更し開催することとしました。セミナーの受講者は2017年、2018年、2019年の本国際セミナーで講道館に招待したアセアン 10カ国(インドネシア、カンボジア、シンガポール、タイ、フィリピン、ベトナム、マレーシア、ミャンマー、ラオス、ブルネイ)の若手指導者を対象とし、彼らへのフォローアップセミナーとしました。

 

【目的】

◯過去セミナーのフォローアップと更なる資質向上、指導者育成

◯講道館との間に構築したネットワークの更なる強化

 

【セミナースケジュール】

12月7日(月) オリエンテーション

12月8日(火)- 1月17日(日) Eラーニング

1月18日(月)- 1月23日(土) Zoomセミナー

1月23日(土)            チルドレンズセミナー

1月25日(月) ラップアップミーティング

 

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今回のカリキュラムは以下のとおりです。

【Eラーニング】

セミナー参加者は、動画教材をもとに技や形の学習を行うことで習熟度の向上を図った。

<内容>

投の形、固の形、柔の形、子どもの形、講道館100技、近似技、

全日本柔道選手権大会、全日本女子柔道選手権大会

 

【Zoomセミナー】

Zoomを活用して日本とアセアン10ヵ国がオンラインでつながり、実技授業を行った。

<内容>

◯投の形:南保 徳双 六段(講道館道場指導部)

◯固の形:道場 良久 八段(講道館道場指導部)

◯柔の形:鮫島 元成 八段(講道館道場指導部長)

◯子どもの形:秋山 日向子 女子四段(講道館道場指導部)

◯技①基本動作:下山 陽邦 六段(講道館道場指導部)

◯技②大外刈、内股:眞喜志 慶治 七段(講道館道場指導部)

◯技③背負投:南保 徳双 六段

 

◯チルドレンセミナー:向井 幹博 七段(講道館道場指導部)

本授業では、講道館少年部とアセアン諸国の子どもたちがオンラインでつながることで一緒に柔道を学んだ。さらに質疑応答の時間を設け、日本とアセアン諸国の子どもたちの交流も図った。

東京に緊急事態宣言が発令されたため、日本の子供たちは講道館からでなく自宅からの参加とした。

 

【ラップアップミーティング】

各国でロックダウンし、道場からの参加者が限定されるため、形演技会と修了式を取りやめ、ラップアップミーティングに変更した。

 

【参加者の感想】

◯オンライン授業がもっと増えて、柔道の新しい知識を常にアップデートし、柔道を愛するメンバーを結びつけることができるようになってほしいと思います。

 

◯このパンデミックの時期にはオンライン授業も良いでしょう。しかし、長い目で見れば、直接講道館に足を運んで、対面で教えもらう方が有益です。

 

◯私は、自他共栄プロジェクトで多くのことを学びました。このプロジェクトは、講道館と日本とASEAN諸国の関係をより良いものにします。また、共通の関心を持つ人々(柔道家)が集まり、それぞれの国で直面している経験や困難を共有することができます。柔道の楽しさを広め、柔道の練習を継続させるための様々な指導法を共有することで、私の柔道への情熱にさらに火をつけることができました。このプロジェクトを企画してくださった講道館、アジアセンターの皆様に感謝します。

 

◯今後の柔道の発展のためにも講道館を参考にさせていただきますし、オンライン教材からの学びも楽しみにしています!

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