ブータン柔道協会、IJFへ正式加盟へ
2016年8月10日
熱戦の続くリオからニュースが届きました。
8月5日、リオオリンピックに先立ち行われたIJF理事会で、ブータン柔道協会のIJFとJUAへの加盟が承認されました。
IJF理事会にて(左から4人目上村春樹講道館長)
〜IJFウェブページより〜
196 MEMBER COUNTRIES FOR THE IJF
From today onwards the International Judo Federation also counts a new member in it's ranks, as the Judo Federation of Bhutan officially entered in the family of World Judo. Member of the Asian Judo Union and having met all the conditions for integrating the international federation, Bhutan became the 196th member federation of the IJF.
ブータンには、人間教育としての柔道普及を目指すブータン柔道協会の要請で、2010年から学生ボランティアとして山崎道洋氏が派遣され、柔道普及の土壌が築かれました。
その後、講道館派遣として岩渕雄大氏、青年海外協力隊として堀内芳洋氏がそれぞれ派遣され、普及のタスキが受け継がれています。
また、2011年にブータンのワンチュク国王が講道館を訪れた際、国王から上村春樹講道館長へ、柔道を通したブータン青少年への支援要請がありました。
それを受け講道館では、2016年3月にブータンの中高生を招聘し「講道館ユース柔道教育キャンプ」を開催するなど、ブータンへの支援を続けてきました。
「青年海外協力隊奮闘記 ブータン」堀内芳洋氏 機関誌『柔道』より
この度、ブータン柔道協会の活動が実を結び、
IJF、JUAへの加盟が承認されることとなりました。
「講道館柔道ユースキャンプ」に参加するブータンの中高生たち
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